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なぜ今、 FTA管理システム が必要なのか

FTA・EPA・RTAは単なる「関税ゼロ」ではなく、原産地規則・累積規定・証明手続きなど 包括的な経済ルールです。この複雑さを乗り越え、確実に特恵関税を活用するために i-Tariffは生まれました。

日本企業が直面する 4つの課題

FTA活用を阻む構造的な問題

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FTAの重層化・複雑化

RCEP、TPP11、日EU EPA等、協定数が増加。協定ごとに原産地規則・用語が異なり、人手での管理は限界に。

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原産地規則の難解さ

HSコードの誤分類、部品構成の把握不足、累積規定の理解不足など、専門知識なしでの判断は困難。

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行政・民間のデータ分断

税関・経産省・財務省・民間企業でデータ形式・粒度・更新頻度がバラバラ。最新情報が現場に届かない。

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中小企業の利活用率の低さ

理解コストが高く専門人材も不足。FTA活用の機会損失が発生している。

FTA管理システムが扱う 領域

FTA管理は「協定文」だけではありません。 法制度・貿易実務・IT・ガバナンスが交差する複合領域です。

1 協定情報(発効日、対象国、改正履歴)
2 品目別関税率(HSコード別、年次スケジュール)
3 原産地規則(品目別規則、累積規定)
4 証明・手続き(原産地証明書、自己申告制度)
5 関連国内法・通達(関税法、財務省通知)

システムに求められる5つの能力

法制度理解

協定文・国内法の正確な解釈

貿
貿易実務

関税・原産地・通関の実務知識

IT
IT基盤

ルールエンジン・データ管理

ガバナンス

監査・証跡・説明責任

UX
使いやすさ

非専門家でも使える設計

製造業の FTA対応サイクル

設計から監査まで、循環する7つのフェーズ

1
設計
製品・部品設計
2
調達
仕入先・原産国管理
3
分類
HS分類・原産性準備
4
生産
BOM確定・実績管理
5
輸出
FTA適用判断
6
証明
原産地証明書作成
7
監査
事後調査対応

一方向ではなく「循環」 — 監査での指摘は設計・調達へフィードバックされ、継続的な改善サイクルを形成します。

i-Tariffの 設計思想

人が主役、システムは補佐

🧭

判断を補助する

業務を「奪う」のではなく、担当者が迷わず判断できる情報を提供します。

📝

記録を残す

すべての判定根拠を保存し、税関の事後調査にも説明責任を果たせる状態を維持します。

🔔

変更を検知する

部品変更・協定改正を自動検知し、再判定が必要な製品をアラートで通知します。

システムが「しないこと」

❌ 業務を「奪う」のではなく、判断を「補助」する

❌ ブラックボックス化するのではなく、「説明できる」状態を維持

❌ 100%自動化を目指すのではなく、「手修正」を許容する設計

油圧機器メーカー 特有の課題

i-Tariffが特に注力する領域

HS分類の難しさ

  • 「完成品」か「部分品」かの判断が曖昧
  • 84類・85類・90類の境界が不明確
  • ユニット化・モジュール化製品の分類
  • HSコード改正への追随

BOM管理の複雑さ

  • 多品種・多部品(鋳物、加工品、シール、バルブ等)
  • 内製+外注+海外調達の混在
  • 長期供給品(10年以上同一型番)
  • 設計BOMと実績BOMのズレ

i-Tariffの解決アプローチ

  • HS候補の複数提示と判断理由の記録
  • HSコードの版管理(2017/2022等)
  • HS×FTA影響の可視化
  • 税関事前教示との連携

BOM連携の設計原則

  • ERP/PLMから必要項目のみ抽出
  • 部品変更の自動検知・再判定アラート
  • 時点管理(輸出日基準での判定)
  • 手修正の許容と承認フロー

FTA管理の複雑さを、
シンプルに

i-Tariffは、製造業の現場で本当に使われ、監査にも耐え、 経営判断にも活用できるFTA管理システムを目指しています。